〈5〉



 3

 バレーボール部の中村友三が放課後の練習を終わって帰ろうとしたところ、教室に
忘れ物をしているのに気が付いた。
 もう陽も暮れかかり、電灯を切られた旧校舎の中は薄暗がりになっていた。
 旧校舎は旧講堂と同じ大正年間に建てられた洋風石造りの建物で、当時の建物とし
ては中之島の中央公会堂と並んで大阪の名建築と称されている。 大阪市から保存建
築指定を受け、保存費として年間いくらかの金も出ているくらいの由緒ある建物だ。
 緑青銅版葺の屋根に御影石と赤煉瓦造りの外壁。 もっともその外壁は見事としか
いいようのない蔦で覆い尽くされていて赤い部分はほとんど見えない。 その外壁か
ら来るイメージ故に、この旧校舎は在校生、卒業生はもとより、近所の人達や建築関
係者達からも蔦館と呼ばれている。
 中村は一緒に帰ろうとしていたバレーボール部員達を旧校舎の一階に待たせて、も
う暗くなった階段を三階まで上がり、三階の廊下を自分の教室に向かった。
 片側壁は中庭に向かった窓があり、片側は教室が並んでいる。 奥の突き当りは旧
講堂につながっているが、その連絡路の扉は閉まっていた。
 奥の方にある自分の教室に向かったところ、手前の教室の扉が開いているのに気が
付いた。
 閉め忘れたなと思い、なにげに中を覗くと、女生徒が一人窓際に立っているのが見
えた。 こんな暗い教室の中で何をしているのかと不思議に思ったが、そのまま通り
過ぎ、自分の教室に入った。
 元電源が切られていて、教室の電源スイッチを入れても電気は点かない。 窓から
入ってくる街灯の明りだけの薄暗い中で中村は忘れ物を探りあて、教室を出た。
 廊下を戻ると、さきほどの教室の扉はまだ開いていた。
 あの女生徒はまだいるかと覗いて見たら姿が見えなかったので、もう教室から出て
帰ったのだと思い、開けたままだった扉を閉めて、一階に降りた。
 階段を降りたところで用務員がいて、旧校舎のシャッターを下ろすから早く出てく
れと言われた。
 中村はほいほいと出たが、さっきの教室にいた女生徒が本当にもう出たのかが気に
かかり、もしかして、まだ中にいて閉じ込められてしまってはかわいそうだと、用務
員に、女の子が一人、もう出たかと聞いてみた。
 すると用務員はそんな女生徒は見ていないと言う。 その場にいたバレーボール部
員に聞いても、中村が旧校舎に入ってから出てくるまで誰一人として出てこなかった
と言う。
 旧講堂側の出入口はもうとっくに閉められているので、この時間だと旧校舎への出
入口はここしかない。 そしたらやっぱり、あの女生徒はまだ中にいるんだという事
になり、用務員がぶつぶつと文句をいいながら階段を上って行った。
 中村はこの時、何か心に引っ掛かるものがあり、その場に残っていた。
 しばらく経って用務員が下りてきて、ほんまに女生徒なんておったんか? 見間違
いやなかったんか? と言った。
 いや、そんな事はない、確かにいた。 もしかしたら暗い教室の中で貧血でも起こ
して、机の下にでも倒れているのではないかと中村が言ったのを受け、用務員もいい
かげんな捜し方をして自分の責任を問われたらいかんと思ったのか、元電源を入れ、
旧校舎を明るくしてからもう一度捜しに行った。
 今度は中村とバレーボール部員達もついて行った。
 階段から廊下、教室の中まで今度は明るい中を数人がかりで捜したが、やはり中村
が見た女生徒はいなかった。
 結局、中村の見間違いだろうという事になり、用務員からは余計な仕事をさせてく
れたと文句を言われ、バレーボール部員達からは人騒がせなと中村は罵られた。
 中村は絶対に見たという確信はあったが、あれだけ捜していなかったのも確かだし、
皆から見間違い、勘違いなどと言われまくったので、それなら、いなかったでまあい
いかという気になって、その後、気にせず下校した。




 4

 九月になり、少しましになったとはいえまだまだ強い日差しを受けるグラウンドで
野球部、サッカー部、陸上部、ラグビー部等が入り乱れて放課後の練習をしていた。
 大阪市立工芸高校は都会の密集地にある高校で、敷地面積が狭く、グラウンドを広
く取れない。 その為、グラウンドを使う部はいつもごっちゃに入り乱れて練習をし
なければならない。
 野球部の使っているダイヤモンドのセカンドのすぐ後ろがサッカー部のゴールにな
っていて、バッターの打った外野フライをサッカー部ゴールキーパーが取ったり、サ
ッカー部のシュートを野球部の二塁手が受けたりする。
 さらにはラグビー部のハーフバックがパスで受け取ったボールを持って走っている
時、ちょうど横のコースを走っていた陸上部の短距離走者を味方の選手と勘違いして
パスしてしまい、陸上部の走者もまた反射的にそのボールを受取り、ゴールまで走り
こんでしまう事もあった。
 なんという雑多でとんちんかんな部活風景かとあきれてしまうが、この程度の事は
あまりに日常茶飯事なので生徒達も慣れっこになっており、たいして揉め事になった
りはしない。
 生徒会はこのような状況を何とか改善してもらいたいと、毎年学校側に改善要求を
出すのだが、物理的に狭い敷地はどうしようもなく、要求はいつも学校側のうんざり
とした顔の前に立消えになってしまうのだった。

 そんな雑多に入り乱れているグラウンドの中を梅本吉成は前後左右上下斜めから飛
んでくる種類の違うボール達に気を配りながら旧校舎方面に向かって横切って行った。
 手にはリボンをかけられたバラの花を一輪持っている。
 なんとキザったらしく優雅な姿に見えるが、これはついさきほど見ず知らずの後輩
の女生徒から無理やりに受け取らされたものだったのだから、本人にしてみれば随分
と迷惑な話なのである。
 梅本吉成は工芸高校の貴公子、美藝公、あるいはプリンスと呼ばれ、女生徒間に絶
大な人気を持っていた。
 飛び抜けてはいないが程々に背は高く、テニス部で焼けた肌は精悍さに溢れている。
 風に流れる柔らかい髪とぼんぼん育ちのような柔らかい物腰が女の子の憧憬を集め
たし、なにより、その顔の整った造作の美しさが男女を問わず周囲の目を引き付けた。
 目鼻立ちが素直に通り、やや薄めの唇はつややかに紅く、白い歯がきれいに並んで
いる。
 頬の線には角張ったところがなく、やさしい線を描いていた。各部分の形はそれぞ
れ際だっていたし、全体のバランスも整い過ぎているとしか言い様のないほど、美し
いまとまりを見せていた。
 初めて梅本を見る女の子は皆一様に無意識にうちに足を止め、放心状態の目でその
顔を追ってしまう。
 その美しさに驚き、今まで自分が持っていた男に対する審美眼に根本的な疑いを抱
いてしまう。
 そして、大抵一発で一方的な恋に落ちてしまうのだった。
 普通の女の子は自分と相思相愛になれる可能性の高い男の子に対しては慎重に構え
て行動する。
 だが、どうせ伸ばしても手の届かない高嶺の花なら、いっそ思い切って当たってみ
ようかという気になるものらしい。
 テレビのアイドルタレントにファンレターでも書く感覚で梅本にラブレターを出す
し、テレビ局の前で待ちかまえていて、タレントが出てきたらなりふりかまわず突っ
込んで行く『追っかけ』のように直接体当りの告白に来たりする。
 それも一人でくればいいものを数人がかりで押し掛けてくる者いるものだから迷惑
しごくなのである。
 はなはだしいのになると、いきなり抱きついてきたりするのもいる。
 女の子にしてみれば身近にアイドルタレントがいるようなもので楽しいのだろうが
梅本にしてみれば、常に不特定多数の女の子達から監視されているみたいでたまらな
い。
 女の子が嫌いな訳じゃないから、自分の気に入った子とは交際したいと思うのだが、
表立ってそんな事をするとまわりが許さない。 人目を避けて陰でうまくやるしか方
法がない。
 まさにアイドルタレントの心境だった。

 グラウンドを横切り、新校舎横のパントリーを過ぎるとL字型になっている旧校舎
とその端に隣接する形でつながっている旧講堂とに囲まれた中庭に出る。
 この中庭がまた旧校舎や旧講堂にひけも劣らず古い庭園で、昼なお暗い、ちょっと
した木立の群落になっている。
 中庭中央にある、もう水の出なくなった噴水を囲む形でしいの木が植えられていて、
その間を縫うように小道が通り、そこここにベンチが置かれてある。
 この中庭は工芸高校の生徒達にとって、青春と愛を語る場所であり、この場所から
生まれたカップル、ゆくゆくの夫婦にまで発展した者達は長い歴史の中で結構な数に
なっているのだった。
 中庭から見る旧校舎は年輪と威圧感を強引に押し付けているように見える。 重厚
なレンガに被いかぶさる蔦。 それも深い緑色なので余計に重々しさを感じさせてい
る。
 L字型の中央には銅葺屋根よりさらに高い時計塔が立っているが、時計は外側に向
けて取り付けられている為に、中庭からは見えない。 もっとも見えたところで、す
でにその時計は二十数年前から動いてはいないのだから、それはもう建物の威圧的な
シンボル以外の何物の用も足していなかった。
 梅本はいつも中庭から旧校舎を見上げると、まるで刑務所の壁の中にいるみたいだ、
と思っていた。



 L字の中央にバルコニーがあり、その下が工芸高校の正門になっている。 その正
門脇に階段があり、梅本はそこから三階にまで上がった。
 時計塔の真下に生徒会室があり、その左側の廊下の奥、旧講堂に一番近い部屋が映
研部の部室になっていた。
 普通の教室の中央に壁を立て、ふたつに仕切った部屋の一方で、両開きの扉が付い
ている。 梅本は扉の前で天を仰ぎ、最後の決心を自らに言い聞かせるように深く息
を吐いてから、その扉を開けた。

 左右の壁には棚とロッカーが据え付けられ、撮影用の機材や小道具等が無造作に積
み上げられている。
 奥正面は鉄枠の付いた窓になっている。
 中央には会議用机が何台か並べておいてあり、その周りに、映研部の部員達、演劇
部の部員達、それに、映研部、演劇部の両顧問、内田夫妻が揃って座っていた。
 ひときわ目だつ巨漢の竹内も腕組して座っている。
 梅本が入るなり、全員が一斉に振り向いたので、気圧されて足が止まってしまった。
 「遅れまして」
 「テニス部の方は話つきましたか?」
 一番奥の席に座っている演劇部顧問の竹田和子女史が声を掛けてきた。
 細身で眼鏡をかけ、髪を後ろでたばね、いつも肩を張って歩く。 いかにも厳格な
高校教師然としたところが梅本の気に入らない。
 英語科であり、授業は堅苦しいし、
質問には容赦がない。 興奮すると金切り声をあげる。
 梅本が入学して以来、演劇部からは何度も何度もしつこいくらいに入部を勧誘され
ていたが、とうとう三年の今まで首を縦にふる事はなかった。
 梅本自身、まったくそういうものに興味がなかった訳ではなく、いや、それどころ
か反対に劇団活動といったものに対する興味はむしろ深かった方だとも思う。 とこ
ろが今までかたくなにそれを断わり続けてきた理由のひとつがこの竹田女史の存在で
あった。
 授業でしぼられ、その上、部活でまで口やかましく指図されてはたまらない。
 それが今回は竹田女史とは直接の関係は無い映研部からの誘いだったし、脚本も梅
本に合わせたものだという事でもあったので、心が動いた。
 テニス部の夏の大会も終わったし、三年生はもう引退だったので、そのへんのタイ
ミングをうまく見計らって誘われたものだから、映コンの一本くらいはいいかなと思
ったのだった。
 「ええ、なんとか」
 「そう、そうしたら安心して撮影に打ち込んでもらえますね。 宜しくお願いしま
す」
 「はあ」
 梅本は一番入口側の開いている席に座った。
 「さて、これで全員が揃いましたので、ただいまより映研部、演劇部合同部会を行
います」
 竹田女史が姿勢を正して口上を述べた。 隣の席には女史の亭主がちんまりと座っ
ている。
 「ご存じのように昨年の高校映画制作コンクールは惜しくも準グランプリという席
に甘んじました。 しかし、そこまでの制作レベルの高さも全国に喧伝された事も確
かです。 何しろ高校野球に例えれば、甲子園で準優勝したようなものなのですから。
それもひとえに映研部の制作技術と演劇部の演出があればこそだと思っています。
そこで今年のコンクールですが、今年こそはなんとしてでも全国大会で優勝し工芸映
研部、演劇部の名前を世に知らしめねばなりません。 十一月十五、十六、十七日と
三日間で行われるコンクールで見事優勝して、そして十一月二十七、二十八日に行わ
れる工芸高校文化祭にて発表という形をとりたいと思っています。 今年の文化祭は
すでに皆さんもご承知の通り、当、工芸高校の創立六十周年記念イベントも併せて執
り行われる事になりました。 つまり、例年の文化祭より規模が大きくなり、行事も
増え、来賓の方々の質も量も向上するという事です。 当然、当日講堂で行われる映
コンの発表にも多くの来賓の目が注がれます。 いつものように学内の生徒だけが見
て盛り上がればいいという安易な心構えでいたのではその方々に失礼にあたりますし、
ひいては映研部、演劇部の恥となります。 日頃の練習の成果を学内外の学識者の前
に披露して喝采を浴びなければなりません。 それには両部員が一丸となり、今まで
以上の熱意と努力を持って制作にとりかかり、発表に備えなければなりません」
 梅本は一見真面目そうな顔をして聞いていたけど、内心、早くも後悔していた。
気軽に余興のつもりでやればいいと思っていたが、この竹田女史の熱弁から察して、
これは相当厳しく、やかましく、がんじがらめに拘束されてしまいそうだと及び腰に
なった。
 「幸いな事に、今年は例年になく部員に恵まれ、活動内容が充実していますし、さ
らに部外者ではありますが、これ以上今回の演目に適した人物はいないという梅本君、
それに竹内君にも参加していただく事になりました。 加えて、学校側からも昨年の
映コンの実績が評価され、文化祭特別補助活動費が支給される事にもなりましたので、
これを機に、全員一丸となって制作に専念し、永く校史に残るような作品を残したい
と思っています」
 なんとたいそうなセリフだと、余計に優欝になったが、まわりを見ると巨漢の竹内
が退屈そうにあくびをしている以外は皆熱心に聞き入っていた。
 「それでは、前置きはこれくらいにして、映研部の人達にはまだでしたし、今日初
めての人もいるようですから、役の発表を部長にしてもらいましょう。 川勝君、お
願いします」
 竹田女史の斜め横に座っていた演劇部部長の川勝恵一が立ち上がった。 えらの
張った四角い顔で、体も骨太で角張った印象を与えている。 演劇でいう二枚目とは
ほど遠い容姿をしている。 なにを考えて演劇部なんかに入りよったんやと竹内など
はいつも不思議に思っている男だ。
 「え、え、それでは、映コン参加作品『ミステリアート』の役の発表を、えっと、
箇条書に読んでいきます。
 美術科の刻緒−梅本吉成
 図案科の絵里衣−小沢真智子
 美術科派リーダーの烈鍍−川勝恵一
 図案科派リーダーの門田−石田春木
 美術科派未知留−本谷真知子
 図案科派麻里絵−森真智子
 生徒会長野口−野口正明
 図案科の右翼桔梗−竹内裕治
 刻緒の友人、槙詩−宮島信夫
 刻緒の友人、柚穂−木全裕文
 桔梗の配下、堀尾−梶井茂樹
 桔梗の配下、幹絵−上山朱美
 図案科派井上−井上隆夫
 美術科派小野−小野由紀栄
 図案科担任−竹田和子先生
 美術科担任−竹田悦郎先生
 エキストラについては臨機応変に映研部の方にも出演してもらいます。
 以上です」
 部室内はざわついていた。 部員達は互いに自分に振られた役について、笑い合っ
たり、ため息をついたりしていたが、その中で、未知留役の本谷真知子は怒りのこも
った目を内田女史と川勝に向けていたし、麻里絵役の森真智子は唇を噛んでうつむい
ていた。
 「そういう事です。 では、映研部の方のスタッフ配置を二道君から」
 「はい」
 映研部部長の二道貴夫が立ち上がった。
 「まず監督は、僕です。 二道貴夫。
 脚本は二道貴夫、国領香代子の合同脚本です。
 助監督は井上真、国領香代子。
 演出は竹田和子先生。
 技術監督は竹田悦郎先生。
 カメラ、木村修、石森睦。
 美術、田村巧。
 衣装、当銘由美子、武内啓子。
 照明、吉田力、石井美雄。
 音声、三宅孝明、。
 記録、楠本智恵子。
 編集は映研部全員。
 小道具、大道具、セット制作等については演劇部、映研部全員が協力して行います
のでよろしく」
 二道は満足そうに発表を終えた。
 「と、いう事で皆さん、両部団結して、いい作品を作りましょう。 そしたら、脚
本を配って、さっそく本読みに入りましょう。 映コンまであと二ヶ月と少しです。
 こころしてかかって下さい。 さ、配って」
 竹田女史が川勝に指示し、角張った男はいそいそと脚本を配った。
 「この作品は脚本、演出は我校のオリジナルですが、ベースとしてはシェイクスピ
アの古典を参考としています。 ロミオとジュリエットですね。 この作品は過去数
限りない演劇者達が演じていますし、今回の我々の作品のようにベースとして持ちい
られる場合も多くあります。 それゆえに、他の作品と比較されやすく、この演目の
評価がイコール、演劇家や脚本家の評価になってしまうと言っても過言ではありませ
ん。 それだけに皆さんもこころしてかかって下さい。 思えば、過去何度か演劇部
で演じたロミオとジュリエットは不作でした。 ロミオ役に恵まれず、丸々と太った
ロミオや胴長短足のロミオが真顔でバルコニーのジュリエットに愛を語りかけて、場
内の失笑を買ったものでした。 しかし、今回こそは、工芸高校のプリンスと呼ばれ
ている梅本君を配役する事で、今までにない美しいロミオとジュリエットを演じ、過
去の屈辱を一気にはらしたいと思っています。 そのつもりで皆さんも頑張って欲し
いと思います」
 竹田女史は過去の屈辱に顔を紅潮させながらまくしたてた。
 梅本はもううんざりとして、逃げだしたくなっていたが、竹田女史の獲物を手中に
納めた猫のような目に射すくめられて身動き出来なくなっていた。
 ただ後悔立つばかり。
 竹内は大あくびをしながら配られた脚本をつまらなそうに見ていた。



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憂想堂
E-mail: yousoudo@fspg.jp